2023年12月6日にGoogleから発表された「Gemini」という最新AIですが、すでに2023年12月14日からGeminiProのAPIが公開されています。
ただ、Geminiには3種類「GeminiNano GeminiPro GeminiUltra」があり現状(記事執筆時点2024年1月30日)GeminiUltraはまだ発表されておらず使える状態にはありません。
この記事では
- GeminiUltraがいつから使えるのか?
- GeminiUltraはAPI利用できるのか?
ということについてお伝えしていきたいと思います。
GeminiUltraはいつから使えるのか?
Googleの2023年12月6日の発表によるとGeminiUltraが使えるのは
2024年初頭
という表現がされています。
初頭という表現であることから少なくとも2024年2月くらいまでには使えるようになって欲しいところですが…技術的な問題も多くあると思いますので長い目で待つしかなさそうです。
GeminiUltraは「BardAdvanced」に搭載される
記事執筆時(2024/01/30日現在)GoogleのAIサービス「Bard」に搭載されているのは「GeminiPro」ですが、GeminiUltraが搭載されるタイミングで有料サービスの「BardAdvanced」が開始となり、有料プランにてGeminiUltraが仕様できるようになるようです。
BardAdvancedの月額利用料金やAPI料金についてはこちら↓
GeminiUltraはAPIも使えるのか?
Googleが発表している内容から推測するに.GeminiUltraはBardAdvancedに搭載されて使用できるようになります。
このことから、リリース直後すぐにはAPIは使えない可能性が高いのではないかと私は考えています。ただし、
- ChatGPTでGPT-4のAPIがすぐに公開されたこと
- BardにGeminiが搭載された数日後にGeminiProのAPIが公開されたこと
- API料金でより利益を増やすことが可能なこと
を考慮すると早い段階でGeminiUltraもAPI搭載されることが予想されます。
GeminiUltraの性能について
GeminiUltraはChatGPTのGPT-4を超える性能ということで話題になっています。また、海外の有名な方のツイートにて
Bardが性能が高まっているデータも出ているためGeminiUltraの性能にはかなり期待が高まっています。
Geminiという名前のAIであるがサービスはあくまでもBardの中で利用する形となっているため、ひょっとしたらBardに試用運転でGeminiUltraがすでに搭載されているのでは?という声もあります。
GeminiUltraが搭載されるBard Advancedの使い方についても解説しています!
まとめ
「Gemini Ultra」は現在利用できませんが、2024年初頭(2月頃)に「Bard Advanced」という有料サービスで利用可能になる見込みです。API利用は当初は難しい可能性がありますが、将来的には提供される可能性が高いです。
性能はChatGPTのGPT-4を超えると期待されており、Bardの性能向上データも出ているため、非常に期待されています。
Bardに試用運転でGeminiUltraがすでに搭載されている可能性も示唆されており、今後の展開に注目です。