GeminiUltraが導入されたGoogleのAIBardの有料サービス「BardAdvanced」の料金価格について徹底調査していきたいと思います。
ChatGPTがGPTPlusにてGPT-4の活用を有料化しているようにいよいよ2024年初頭にGoogleもBardの上位版としてBardAdvancedが登場します。
そんなBardAdvancedの月額利用料金やAPI料金について徹底解説していきたいと思います。
※記事執筆時点(2024/01/31)ではBardAdvanced・GeminiUltraが公開されていないためあくまでも予想となっております。公開され次第しっかりと解説します。
BardAdvanced(GeminiUltra)の月額利用料金の値段は?
※月額料金が発表され次第細かな詳細をお伝えします。
GeminiUltraが搭載されるBardAdvancedは月額利用料金のサブスクリプションという形で提供される可能性が高いです。
月額利用料金 | |
ChatGPT Plus | $20 |
Bard Advanced | ??? |
現状、ChatGPTの月額利用料金は20ドルとなっています。このあとお伝えするAPIの利用料金を比較した場合ChatGPTとGeminiでは100分の1ほどの価格差になっていることを考慮するとBardAdvancedはびっくりするほど驚く低価格な月額料金!?ということもありえるかもしれません。
理想としては8ドル〜10ドルくらいだと嬉しいですね。
BardAdvanced(GeminiUltra)のAPI利用料金の価格は?
BardAdvanced(GeminiUltra)のAPI料金は一体いくらなのでしょうか?わかりやすいようにChatGPT-4と比較してお伝えしていこうと思います。
記事執筆現在(2024/01/31)すでにGeminiProはAPIで使用することができ、しかもBardAdvanced(GeminiUltra)が公開されるまではAPI料金も無料試用期間となっています。
→Google公式のAPI料金についてはこちら
そして、2024年初頭までの試用期間が終わったあとのGeminiAPIの料金は
1000文字入力 | 1画像入力 | 1000文字出力 | |
GeminiPro | $0.00025 | $0.0025 | $0.0005 |
GPT-4 8K | $0.03 | $0.06 | |
GPT-4 32K | $0.06 | $0.12 |
となっています。これは実はかなり低価格なので良心的な値段に驚いた方も多いのではないでしょうか?私達もかなり驚くとともにChatGPTとの価格競争が始まることを確信しました。これだけChatGPTとのAPI価格差があるとChatGPTからGeminiUltraに乗り換える人も増えそうです。
ただし、これはあくまでもGeminiProのAPI料金体系なのでおそらくGeminiUltaraが導入されたタイミングでAPI料金は少し上がる可能性もありえると考えています。ただ、提供前の段階から価格を発表しているわけなのでひょっとするとGeminiAPIの料金がかかるタイミングでGeminiUltraが搭載され、表示価格のままということもありえるかもしれません。
そうなったとすると…1000文字のプロンプト入力で約0.04円、1画像の入力で約0.4円です。GPT-4の能力値を超えたとされるGeminiUltraがこの低価格で使用できるのは嬉しいですね。
ChatGPTと同様に様々なAIツールが開発されていくことは間違いなさそうです。
まとめ
今回はGeminiUltraの月額料金やAPI価格を徹底解説してみました。
Googleは2024年初頭に、AI言語モデルBardの上位版となるBard Advanced(GeminiUltra)をリリース予定です。Bard Advancedは、ChatGPT Plusと同様に月額利用料金とAPI利用料金の2種類の料金体系が採用される見込みです。
Bard Advancedのリリースによって、AIツール開発の競争がさらに加速していくと考えられます。今後、様々なAIツールの開発が進むことで、より高度なAI技術が利用可能になることが期待されます。
Bard AdvancedおよびGeminiUltraが公開され次第、料金情報を更新します。上記の情報は2024年1月31日時点のものであり、変更される可能性があります。